齊藤 善弘 室長(みどり治療室)のインタビュー

みどり治療室 齊藤 善弘 室長

みどり治療室 齊藤 善弘 室長 YOSHIHIRO SAITO

地元で整体師として、40年以上のキャリアを積んでいる。平成10年よりみどり治療室を長津田に開業。0からのスタートであったが、現在長津田周辺で最も歴史ある治療室として23周年を迎える(令和3年現在)。各種治療法を学習および習得し、現在の構造医学を主体としたアプローチに至る。5年、10年先の健康を見据えた治療で、腰痛・肩こりなどの“駆け込み寺”的存在として地域より頼られている。

長津田で治療室を開業するまでのみちのり

整体院を経営していた知人に誘われるかたちで、この道に入りました。当初は「とりあえず3年頑張ってみろ!」ということで、入門をした身でありますが、向いていたのでしょうか、気づけば今年で40年以上になります。

知人の整体院で修行していた時は、徹底的な掃除から教え込まれました。「汚れているのに気が付かない注意力では人の身体を扱う資格はない」というのが師匠の教えでした。技術もとより、整体師としての精神を一から鍛えあげられました。そちらの治療院で17年間お世話になりまして、自分の地元でもある長津田にこの治療室を開業するに至りました。当時の長津田にはこのような治療院が一軒もなく、微力ながらの地元のためになれればという思いもありました。キャリアの中で、整体師としても按摩、指圧、カイロプラティックなど、様々な治療法を修めてきました。そして吟味を重ねた結果、構造医学に基づいた治療法にいきつき、現在ではこれを主体とした施術を行っています。

地域に根差した治療院として

当治療室には、産後ケアを目的とされた方やスポーツをされているお子さんなど、比較的若い世代の方が、お隣の青葉区からもお越しいただいています。また、家族単位でいらっしゃる方も多いですね。というのも、家族では抱えている身体のトラブルも、自然と似てくるものなんです。ですから、例えばお母さんが首の痛みを訴えて来院され、それが改善すると「そういえばお父さんも同じように痛がっているから連れてくるわね。」と、次々にご家族の方もいらっしゃるという具合でして。こうして地域に密着した治療院として、ご家族皆さんの健康を見守ることが出来ることに、とてもやりがいを感じています。なかには20年来のお付き合いになる患者さんもいらっしゃるんですよ。

また、いくつもの治療院を回られて最終的に藁をもすがる思いでいらっしゃる患者さんも多いですね。ただ、そのような患者さんは今までの治療によってご自身に身体の状況についてよくご存じですので、症状をお伺いする段階でたくさんお話を伺うことが出来るため、むしろ私としては、治療がとてもやりやすいと感じています。

このように患者さんとの触れ合いは私にとっては日常であり、一人でも多くの患者さんをより健康へと導いていくことを日々の喜びとしています。

みどり治療室だからこそ実感できる“ちがい”の理由

 5年後、10年後も健康に過ごせることを前提とした治療を行っています。症状は、その原因も含め十人十色です。ひとえに患者さんの身体の状態を知ると言っても、現状だけを見つめるのではなく、身体に起こった過去の出来事までを探ります。現在患者さんが抱えている症状が、外傷によるものなのか?生活習慣におけるものなのか?といったように、原因の切り分けを丁寧に行います。身体はちょっとしたことでバランスを崩してしまうもので、またそのバランスの崩していく過程には必ずストーリーが存在します。当治療室では、長年の経験により、そのバランスの崩し方については、ある程度パターン化して捉えております。そこで、そのパターンに合わせた施術や、生活習慣におけるアドバイスをすることによって、症状を改善に導いていきます。

身体のバランスは、その時その時で揺らいでいるもので常に同じではありません。ですので、“過去”の原因により起きた症状を改善することは勿論、今回の治療がその患者さんの“未来”に対してどういった影響を及ぼすかも意識しなければいけません。そのため、継続通院されている患者さんへの治療は、過去に自分が施した施術が適切であったものかの答え合わせでもあるのです。このように、過去、現在、未来の繋がりを意識した治療を行うことが、患者さんが先々の人生を元気に過ごすことが出来るという、結果に繋がっていると考えています。

患者さんが自立して健康な生活を送ることを目指す

 最終的には、「身体を壊すのも自分、よくするのも自分」というように考えています。皆さん「姿勢をよくする!」と、強く意識をし、毎日を過ごされている方もいらっしゃると思います。しかし、良い姿勢というものは、身体のバランスがよくなれば、おのずとついてくるものなんです。むしろ、無理な矯正や頑張りで、身体のバランスを崩してしまうことの方が心配です。ですので、無理な意識づけや矯正をせずとも、自然に生活を送りつつ身体のバランスを保つこと出来る状態にもっていくことが大切になります。

当治療室では、患者さんの不調の原因を、日常生活における行動レベルにまで落とし込んで探ります。ですから、必然的に改善に向けたアドバイスもより実践的なものとなります。例えば、「テレビを見る席を家族でローテーションしてみよう」、「食べ物を左の方で噛んでみよう」というかたちで、自分自身で簡単に行えることになります。このように、施術にプラスして日常のセルフケアを重ねていくことによって、患者さん自身が自立して、そして自然に健康な生活を送ることが出来る状態へと導くことが治療の最終的な目標と捉えています。

地域の皆様へのメッセージ

 現在思うような外出もままならず、身体を思い切り動かすことが出来ない状況にあります。現在不調を感じられていない方でも、運動不足に起因する不調の種が身体に徐々に蓄積されている可能性があります。自覚として現れる体調不良や痛みというのは、そういった蓄積が最終的に一定値を超えて表に出てきたものなんです。

そこで皆さんにお願いしたいことは、「歩く」ことです。決して無理をすることはありません。身体を動かすことを日常の一部に取り入れて頂くだけで十分です。どうしても億劫に思う人は、もはや「歩く」ことを「仕事」だと思っていただいても結構なくらい大事なことです。そして、もう一つ提言したいことは「楽しいことする」ということです。現在、多くの方が抱えていらっしゃる「不安感」は、免疫にとって一番悪影響を与えます。今後、その影響がどれほど社会的に顕在化するかについて、私自身も危機感を抱いています。そのために「楽しいこと」としたり、セルフケアを実践したりして、免疫を高めていくことが大切になります。

当治療室としましても、施術やセルフケアのアドバイスを通じて、皆さんが感じている不調や不安感の解消の一助となれるよう、日々研鑽を重ねております。お体のことで気になることがありましたら、お気軽にお越しください。皆さんにお会いできるのを心待ちにしております。

 

※上記記事は2021年11月に取材したものです。

時間の経過による情報の変化などがございます事をご了承ください。

みどり治療室 齊藤 善弘 室長

みどり治療室齊藤 善弘 室長 YOSHIHIRO SAITO

みどり治療室 齊藤 善弘 室長 YOSHIHIRO SAITO

  • 出身地: 横浜
  • 趣味・特技: ドライブ・写真
  • 愛読書: 京大おどろきのウイルス講座、推理小説全般
  • 座右の銘: 一期一会の精神
  • 好きな観光地: 海が見える場所

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