sfida football school (スフィーダフットボールスクール)横浜鴨居校 上川 陽平 代表コーチ YOHEI KAMIKAWA
スポーツメディカルの専門学校を卒業後、スポーツスクールマネジメントの専門学校に入学。卒業後は「Saipan Football Business Academy」技術講師、北マリアナ諸島(サイパン)代表U-16,18サポートコーチを勤めるなど様々な経験をする。2016年「SAL SPORTS PARK Kamoi」代表コーチに就任。
スポーツメディカルの専門学校を卒業後、スポーツスクールマネジメントの専門学校に入学。卒業後は「Saipan Football Business Academy」技術講師、北マリアナ諸島(サイパン)代表U-16,18サポートコーチを勤めるなど様々な経験をする。2016年「SAL SPORTS PARK Kamoi」代表コーチに就任。
小学生からずっとサッカーをしてきました。好きなことを仕事にできたのは、人のご縁からご縁へと活動しているうちに今に至ったという感じで、ありがたいことです。福岡でサッカースクールの技術講師をしていましたが退職し、24歳で上京しました。サッカー繋がりで、日本人を海外に連れて行って現地でOJTができる学校の開校に携わり、サイパンに3ヶ月住んで学生のサポートも経験しました。帰国したタイミングで当施設の社長さんからお声がけいただき、仕事をご紹介いただきました。
僕は福岡でスポーツの専門学校を2つ卒業しています。スポーツが好きで「スポーツ科に行けばどうにかなるかな」と入学・卒業したものの、就活もする気があまりなく、自分を宙ぶらりんに感じていました。そこで、スポーツマネジメントの専門学校に通い始めた時に、校長先生との出会いが僕を変えました。「これに向かって頑張ろうね」というような、まっすぐなメッセージを送ってくれたんですね。これまで適当な学校生活を過ごしてきた中、先生が自分を信頼してくれたことが太い自信になりました。この経験から、大人になっても「環境ひとつ、出会いひとつで人はいつからでも変わる」と確信し、今のスクール運営において大事にしていることとも繋がっていると思いますね。
僕は環境を作ることがミッションだと考えています。サッカーをするための環境というより、お子さんが伸びていくための環境という長期的な観点を持って取り組んできました。140名の内の約3分の1はサッカークラブに入りながらスクールにも来ている子たちですが、始めから皆が「サッカーが好き、運動が好き」というわけではありません。運動が苦手だったり、やる気がないように見えるお子さんにも、こちらから歩み寄って互いの共通点を見つけていけば自然にサッカーにも興味を持ってもらえます。気張った指導で、子どもたちに「あぁしなさい、こうしなさい」というのでは、一時的には出来ても、子どもたちの自主性や創造性を尊重していることにはなりません。目先の出来や目標だけに囚われないようじっくり取り組んでいます。まずは自分たちでやってみて気づくことも大事ですからね。
地域の方達から「こういうスクールなら子どもを安心して任せられる」と認知されると口コミが自然に広がるだろうと思いコツコツとやってきました。地域に密着してスクールをやっていくならば、まず僕たちが地域を知ろうとしないで、業者さんにチラシ配りを頼むのはちょっと違うと思ったんですよね。自分たちの足でチラシを配ることで、街並みや校区、人の雰囲気など地域性を知っていきました。1週間で1万枚配っていた時期もありましたね。はじめは30人くらいの規模のスクールだったのですが、おかげさまで今ではほぼ口コミだけで毎年140人ほどの生徒さんが集まるようになりました。神奈川県はサッカーが盛んなので、横浜市にサッカーを教える場所は山ほどあります。僕が大事にしているのは、サッカーの技術指導だけではなくて、長い目で見た子どもたちの成長と、サッカーをすることが日常に自然に溶け込むことです。そのためにも保護者の方にも、普段の活動に興味を持っていただけるように門戸を広げ、お子さんの成長を感じていただけるよう心がけています。
このあたりはサッカークラブがとても多い中で、うちのスクールに通いながらクラブに入っている子は、「ここで学んだことがすごく活きている」とよく話してくれます。子どものことを考えると、スクールとクラブの連携が組めると、技術の向上やそのための環境が育っていくだろうと考えています。自分たちの集客だけではなく、そうした業界の改善にも取り組んでみたいという想いがありますね。そのためにも、ホームページを見直すなどスクールの価値をこれからより発信していこうと考えているところです。仲間でもいいですし、個人参加も自由ですので、ここで出会った人たちが一緒に大会に出るなど、いろんなご縁が生まれる場所になると嬉しいし、お子さんだけではなくて、大人の方もフットサルが日常の一部になって気軽に楽しんでいただけたらいいですね。今も40、50代の方もたくさん参加してくださっています!親子で参加できるイベントもありますのでどうぞお越しください。
※上記記事は2023年12月に取材したものです。
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