小田 博雄 院長(中山矯正歯科)のインタビュー

中山矯正歯科 小田 博雄 院長

中山矯正歯科 小田 博雄 院長 HIROO ODA

神奈川歯科大学を卒業後、矯正歯科を専門に研鑽を積む。母校の大学にて40年にわたり診療・研究・後進の指導にあたり、「中山駅」前に開業。

矯正歯科を専門に、40年にわたって経験を重ねる

私が子どものころは「正義が勝つ!」といった風潮がありまして、私も小・中学生のころは「おまわりさんになりたい」と考えていました。実際に、警察官になることを意識して高校では柔道部に所属したのですが、子どもを危険な目にあわせたくないと考える両親から反対されまして(笑)。父のアドバイスなどもあり、高校卒業後は神奈川歯科大学に進学しました。
自分の専門に矯正歯科を選んだのは、「人と違うことをしたい」という想いが大きかったでしょうか。当時一学年200名ほどいた学生のうち、矯正歯科に残るのはほんの1、2名でした。最初は「異端児でいたい」というような軽い気持ちからはじまって、その後40年にわたり母校の大学で診療や研究、後進の指導に携わりました。

小田 博雄 院長

豊富な知識と経験をいかし、心からご満足いただける矯正治療を

私は日吉の慶應義塾高等学校に通っていた当時から、ずっと横浜で過ごしてきました。そのため、大学を退いて「いざ開業」と考えたとき、やはり愛着のある横浜にクリニックを開きたいと思ったのです。
横浜市の中でもここ緑区にしようと決めたのは、このエリアで診療する「矯正歯科専門医」の数が圧倒的に少なかったためでした。矯正歯科は歯科の中でも非常に専門性の高い分野で、むし歯治療の片手間にできるものではありません。私自身、母校の大学で40年にわたって経験を積み、確かなエビデンス(科学的根拠)に基づいた治療、最新の治療技術を身に付けてきました。これまでに培った知識やスキルをいかして、地域のみなさまにご満足いただける矯正治療をご提供すること。それが、開業医となった私の今後の使命だと考えています。

小児期から始める矯正治療の意味とは

『中山矯正歯科』の特徴を挙げるなら、町のクリニックでありながらも大学病院と同等レベルの矯正治療をご提供できることでしょうか。開業にあたっては、矯正治療に欠かせない医療機器を導入しつつ、みなさまに快適に受診していただけるような環境を整えました。
私は大学で「子どもたちの成長・発育」をテーマに臨床・研究をおこなっていました。欧米では、小さなころから矯正治療をはじめるのが一般的ですが、日本人にはまだそうした文化がありません。しかしながら、小児期に予防的な治療をすることにより、将来歯並びが悪くなるのを未然に防ぐことができますし、矯正治療は心身の健康維持・増進に役立つことが分かってきておます。アロマの香りを取り入れた院内にはキッズコーナーもご用意しておりますので、もしもお子さまの口元に気になることがありましたら、お気軽にご相談いただきたいと思います。

小田 博雄 院長

歯科治療を通して、健康回復・維持・増進のお手伝いを

最近では、口腔内の環境が全身状態に及ぼす影響について知られるようになってきましたが、私も大学を退く前は医科のドクターの集まりで講演することが度々ありました。歯並びの悪さや噛み合わせの乱れによって自律神経が乱れてしまったり、つらい腰痛に悩まされたりする方も少なくありません。
これまで40年にわたり矯正歯科に携わってきた私の役割として、これからはさまざまな全身疾患に苦しむ患者さんを歯科の視点から救ってさし上げたいと思っています。首から上の健康、とでも言いますか。体にあらわれる不調の原因を歯科の視点で見極め、噛み合わせなどを調整することによって、健康を取り戻すお手伝いをしたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

『中山矯正歯科』は、「中山駅」南口から歩いて30秒ほどの場所にあります。
歯の治療も体の治療も同じですが、治療を始めるのに「早すぎる」ということはありません。小児矯正は、適切な時期に介入することにより将来歯並びが悪くなる予防として。成人矯正は、口元の美しく整えるとともに全身を健康に導く手段として。患者さんお一人お一人に適切な治療プランをご提案することができますので、どうか遠慮なく、気軽な気持ちでご相談にいらしていただきたいと思います。

※上記記事は2020年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中山矯正歯科 小田 博雄 院長

中山矯正歯科小田 博雄 院長 HIROO ODA

中山矯正歯科 小田 博雄 院長 HIROO ODA

  • 出身地: 東京都葛飾区
  • 趣味・特技: 柔道(講道館三段)
  • 好きな言葉・座右の銘: 「誠実」「真心」「一期一会」

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